Adobe Character Animatorを使ってキャラクターを動かす(第3回)

Adobe Character Animatorを使ってキャラクターを動かす(第3回)

2018-06-20
動画制作

前回、Adobe Character Animatorでパペットの編集モード(リグ)で、身体を固定するところまでをやりました。

パペットにもっと動きを持たせるために、「腕を動かす」「髪の毛を揺らす」ための調整をしていきます。

パペットの腕を動かす

まずは下のgifアニメーションで完成形を見てみましょう。

腕のあたりをマウスでドラッグすることで、自由に曲げることができます。

腕を動かすのに必要なパーツは、大きく分けて「Left Arm(左腕)」と「Right Arm(右腕)」です。

※注意
パペットのパーツに命名する「Left ○○(左○○)」「Right ○○(右○○)」は、スクリーンを見たときの左右ではなく、パペットにとっての「左右」です。

 

腕に必要なパーツ

右手(Right Arm)
Hand
Arm 腕上部、腕下部の2つを用意*
左手(Left Arm)
Hand
Arm 腕上部、腕下部の2つを用意*

*これらのパーツは、「Arm」のグループ内に用意する。レイヤー名は英語である必要はない。

これらを用意することで、腕を曲げる動作が可能になります。

Adobe Character Animatorで編集

①片方の腕を選択します。
②この丸ポッチが、初期段階では腕の真ん中に位置しているかと思います。これを、移動ツールで肩のあたりまでドラッグして移動させます。
③スティックツール(棒のアイコン…写真でブルーのアイコンになっているツール)を選択し、腕の上部と下部にドラッグして配置させます。
なお、上部・下部の間に少し隙間をあけるように配置してください。
④ドラッガーツールを選択し、手の部分に1つ配置します。
①〜④を、もう片方の腕にも適用させます。

これで、腕がスムーズにうごくようになります!

パペットの髪をなびかせる

またまた登場の動画になりますが、頭を降った時に、前髪が動きに合わせて揺れているのが分かるでしょうか?

前髪のレイヤーを作成し、それを調整することで揺らすことが可能です。

①該当の前髪を選択します
②「ダングルツール」を選択。
③ダングルツールを、前髪の先端に配置。
パーツの用意ができたの中心前髪の付け根側に配置する

これで、もっともっと自然なキャラクターができてきました!